「我が家の愛猫」
我が家には2匹のオス猫がおります。
2匹とも5歳です。
名前は「鶴」と「亀」といいます。
鶴は、のらちゃんの母親が子育てを終えてから
「この子をよろしく頼む」といって置いていった赤ちゃん猫でした。
亀はお店から買ってきた、こちらも赤ちゃん猫でした。
ま、親から引き離された養殖育ちですね。
のらちゃんの鶴は、それは、それは情感豊かで頭がいいんです。
外出先から帰宅すると、「おかえりなさ~い、ミャアー」
と言って出迎えてくれます。
おやつのときには、膝の上に載ってきて
「美味しいねー、」「ありがとう、ミャアー」と言って笑顔になります。
しかし亀は、全く無表情で喜怒哀楽がありません。
いつも、もくもくと食事をしているか、寝ているだけです。
鶴ちゃんは、親の愛情をいっぱい受けて過ごしたのですね。
亀ちゃんは、かわいそう。
なんだか、人間の子育てにも通じるものがありますね。
でも、二人はとっても仲がいいんですよー。
「ほーら、こんな曲ができたんだけれど、聴いてくれるかな」
「ウッ・フッ・フッ・ みゃ~、みゃ~」
「きょうは チェロの練習なんだよ」
「ウ~ン、セロ弾きのゴーシュかな」
君もいっしょに飲もうよ!
「good morning!コーヒーでも飲むかい」
「なに、また二日酔いかい」
「いいこ、いいこ」「グルグル~~」
「失恋」
「携帯を置いて待っているんだけれど、
電話こないの
捨てられちゃったんだよ~、シクシク」
「ヤケ酒かい、ぼくも涙出てきたよ~」